2012年01月22日

東京ストリートニュースの時代

Facebookで知人がつぶやいているので発見し、
思わず買って読みふけってしまいまして。

「ストニュー」ってご存知ですか??
僕と前後プラマイ3歳くらいで、都心の出身者なら知ってる…ハズ!


遡ること10年、以上前。
まだ世の中に「読者モデル」なんて単語がなかった時代。
ティーン雑誌を彩る素人高校生たちは

「スーパー高校生(有名高校生)」

と呼ばれ、渋谷やブクロのストリートに集う彼らが
ファッションや流行を創りだしていた。その中心に位置していた雑誌が

「東京ストリートニュース!」

通称ストニューだったのですね。
そして休刊から10年。

90年代、東京中に溢れていたギラギラした高校生たちは
どんな大人になったのか?「伝説の高校生雑誌」1号だけの復活!

ということで、先週末に発売されたようです。

ストリートニュース.jpg
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4056065543/


承知の通り、進学校の底辺でヲタクで生粋の童貞(死)だった僕は
ストリートで遊ぶことも(それほど)なく、ストニュー全盛の時代とも
若干ズレて高校生活を送っていたのですが。

それでも、当時のストニューの中に漂う雰囲気。

センター街に集まる高校生たちの、独特のファッションと空気。
ルーズソックスを履いたギャル、男子校の文化祭に群がる女子高生。
スクールバッグについたプレミア(バッグをカツアゲされるK城生が続出)。


それはなんだかとてもノスタルジックで、
思わず読みながら涙が出てきてしまうほどでした。

「バブルを知らない」「物心ついた時からずっと不況」
と僕らは嘆いてばかりいるけれど、あの当時の高校生の雰囲気は
それなりに明るくてアゲアゲだったんじゃないかと思う。


-あの頃、「有名高校生」だった僕らは、こうして30になった。-

という、30歳前後になった有名高校生たちの今を追い、
インタビューしていく企画も秀逸。

一読して、当時モデル並に格好よかった連中は、
アラサーになってもみんなそれなりに格好良いんだなあ、という印象。
(まあそういう人を選んで載せてるのかもしれないが。)

30歳になった彼らの職業は、やっぱり俳優などの芸能界も多いけれど、
自営業やサラリーマン、デザイナーから主婦まで様々で。


「有名高校生」として、文化祭では自分目当てに行列ができて、
街ではカメラを持った若者たちに囲まれる。若くして言わば人生の
「頂点」を経験してしまった彼らの、その後の苦悩はとてもリアルです。

特に思春期の男子なんて、本当にモテることが生活の目的の大半なんだから、
高校生であんなチヤホヤされちゃったら人生狂っちゃうだろうと思う(笑)。
実際、その後に挫折を味わう人たちは多かったようで…。


高校生の頃って、何考えて生きてたんだろうなー。

なんだか1日が異常に長くて、ボーっと毎日過ごしてて、
将来のことなんか間違いなく考えていなかった。

とにかく女の子にモテたくて、髪を染めてローファー履いて、
ラフルのセーターにカチューシャつけて学校に行っていたあの頃は
間違いなく人生最大の黒歴史期間だと断言できます。←


ストリートにも有名高校生にも思い入れはない。
でも、間違いなく共有していたあの時代の空気感と、
人生の絶頂から今に至る途上感に、すごく共鳴してしまって。

自分の場合は大学時代だったけど、

「あの頃が良かった」
「学生の時がサイコーだった」

という人たちが、どんなオトナになっているのか。
そんな視点で、当時の時代と流行を思い出しながら読んだら
僕と同じ歳くらいの人たちは楽しいと思います。


特にオチはないので、
ストニュー2012に乗ってた母校の記事をペタリ。

海城.jpg

「顔面偏差値も高かった」ってww
センター試験当日に撮影行くなし、先輩ww


最後に、今回の雑誌の編集後記より。


--

そして今、これを読んでくれている「ストニュー世代」のあなたへ。
ちょっと立ち止まって「あの時の自分」を思い出してみて下さい。
その頃の自分から見て、今のあなたは、ちゃんと

「カッコよく生きていますか?」
「カッコいいオトナになってますか?」

--


グサリグサリと。

皆さんは、どんな高校生でしたか?
もしよかったら、教えて下さい。

大学生だけでなく、機会があれば今の現役高校生のお話しも聞いてみたいですね。
いや女子高生とお近づきになりたいとかそういうわけではry
posted by おときたしゅん。 at 21:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月19日

就活ゲーム論 -2012年に就活を迎える後輩たちへ-

季節はめぐって、今年もOB訪問や
ESの添削依頼が舞い込む時期になりました。


僕が就活をしていたのは遥か昔になって、
2005年のことだからなんと7年前になるんだねー。

時代は就職活動から就活、そしてシューカツへ。
今日は久しぶりに、進路に悩む若者たちへなんか書きたいと思います。


ちなみに就活に関するテクニカルな部分は
ブログのカテゴリにまとめてあるので、こちらの過去ログをどうぞ。

「就職活動ワンポイント」
http://otokita.seesaa.net/category/783044-1.html

主に大学4年生時の僕が書いたものですが、
内容的には今も十分に通じるものだと自負してます。
…直したい部分も多々あるけどな!


-就活という「ゲーム」には、勝ちパターンがある-


「就活がゲーム化してきた」という話を良く耳にします。
セミナー参加からES提出、OB訪問や面接といったプロセスは
あたかもRPGのようで、ゲームの勝者は「内定ゲッター」として持て囃される…。

その真意は別として、
例年2桁以上のOB訪問を受け、うち何人かは最後まで面倒を見ているうちに
今の就活にはある程度明確な「勝ちパターン」があることがわかってきました。

とはいえ、それこそゲームのように

「これこれ、ああすればオッケー!」

なんて単純なものではないのだけど、
イメージだけでも掴めれば何かの役に立つと思うので、論を続けましょう。


-成功体験より、成長体験-


結論から言えば、就活で成功する人に多いのは

就活の始めと終わりで、別人のように成長しているヤツ

です。
え、そんなの当たり前だって?そうかしら。


就活が「ゲーム」に例えられるのは、ある意味秀逸です。
ゲームでは、主人公は最初から強いわけではありません。

弱い敵を倒し、レベルアップし、お金を貯めて装備を整える。
仲間を集め、情報を得て次に進む。そして充分に準備ができたら、ボスに挑む。

ゲーム開始時と全クリ(懐かしい表現だ)時では、
主人公のステイタスは天と地ほども変わっているでしょう。
そう、ゲーム内の主人公は「成長」していくのです。


就活の勝ちパターンも、これと同じです。
なんのこっちゃと思うので、ロジカルに分析してみましょう。


スタート時点での自分自身の状態を把握して(現状分析)

OB訪問や先輩からのES添削などで自分を高め(達成へのプロセス踏襲)、
ウェブや仲間から情報を集めて(適格な情報処理能力)、

充分な準備をした上で、本命企業群に挑む(目標達成)


この流れに乗った就活生は、それなりに就活がうまく行っています。
内定ゲッターと呼ばれる勝ち組たちは本能的にこの流れに気づいているか、
就活初期にこうした就活の「仕組み」を教えてくれる大人が身近にいたのでしょう。

まず、この流れ自体が重要なビジネススキルであるという点も大事ですが、
他にもポイントはいくつかあります。


・最初からスゴイ就活生などいない


「学生時代、自慢できるようなことは何もしてなくて…」
「企業に入って使えるような経験や能力がありません…」

非常に多くの学生から、まず受ける悩みです。

「自己PR」なんて大層な言葉があるから多くの学生が勘違いするのですが、
そもそも企業から見れば学生なんて大半がたいした経験も能力も持ってません

過去ログにも書きましたが、「自己PRの内容なんて、なんでもいい」のです。
ビジコンの優勝者も、腕立て伏せ自慢の人もほとんど違いはありません。


まず、就活(自己PR)を「学生時代の経験(=今のスペック)で勝負する場」だと
勘違いしている学生は、この時点で弱気になってゲームから脱落します。
(就活後期になっても、残念なESや自己PRで勝負してることが多いです)

一方で勝てる就活生は、

「今の自分なんて、企業から見ればたいしたことないな。それは他も同じだろう」

ということを本能的に嗅ぎとって、そこからどうするか、
どのように周りを出しぬいて企業にアピールできるかを考え始めます。


・レベルアップへの具体的な行動


そして勝てる就活生は、今の自分のレベルを知っていますから、
ウンウン弱い自分の自己分析をするよりも、経験を積むために動きます。

周りの人間と話して、自分の経験を棚卸する。
何度も何度も、先輩にESを添削してもらう。
OB訪問を繰り返す。面白い情報があると聞けば、取りに行く。

正直コレ、すごいつらい作業ですよ。
ES添削ってボロクソ言われるし、OB訪問は緊張するし。
でも勝てる就活生は、それを乗り越えて変化する自分を楽しみさえします。


僕が就活していたときに流行っていた手法に

「まず自分の『軸』をしっかりもとう!」
「そのために、自己分析をしてから動こう!」

というものがあったのですが(今も流行ってるの?)
これを最初に聞いた時、僕は直感的に

「このやり方じゃ、絶対勝てないなぁ」

と思ったものです。
しかしながら、無駄に自信過剰でナルシストな性格がアダとなって、
先輩やOBに頼るタイミングが遅れてしまったのが大きな失敗だったのですが…←


まとめると!


就活は、スタート時まで大学生活で培ってきた
「今のスペック」で勝負するものではない。
就活それ自体を通じて成長し、変化する。


それができたものが勝ちやすい「ゲーム」なのです。

もちろん、企業が見るのは最後の貴方だけで、
就活中の成長のプロセスなんてわかりません。
でも、それをしてきたものを嗅ぎとる能力を、おそらく企業は持っています。


何故でしょうね??


それはたぶん企業が求めているものが、
成功体験から成長体験に変わってきているからだと思います。

「今の私はこんな状態だけど、学生時代にこんなことをしてこれくらい成長した。
 まだまだ未熟だが、御社に入ってからもあんな仕事をして成長していきたい」

この境地まで言えれば、企業からみたら内定オッケーでしょう。


ひと昔前の企業は、成功体験の方を強く求めていたかもしれません。
大会で優勝した。部長だった。イベントを成功させた。ビジコンに優勝した。
そういう「優秀な学生」を大企業がたくさん取った。

でも、この長きにわたる不況で、
企業は変化せざる得ませんでした。そして、新卒に求める能力も。

優秀な人材を今までのやり方で育てれば済む時代は終わった。
これからは何があるかわからない未来に、変化して成長できる人材が必要だ…と。

なんてね。


--


2012年の就職活動も、大変厳しいものになるでしょう。
いや、史上最凶に過酷なものになる可能性すらあります。
力及ばず、希望の企業や業界にいけないこともあるかもしれません。

でも、これほど稀有な「成長の機会」を逃して欲しくないし、
挑むと決めたからにはゲームの「仕組み」を理解して
最善の結果を残して欲しいと思います。


就活がゲーム化していることに、賛否はあります。
でも、

物事の仕組みを見ぬくこと」あるいは
仕組みを教えてくれる大人が身近にいること」。

このスキルは、社会に出てからも非常に大切な要素になります。

一歩間違えば、とてつもなく不毛なクソゲーになりうる就活ですが、
仕組みを見ぬいて成長へのプロセスとしてチャレンジして欲しい。

そして、それを教える大人になる手間を、僕は惜しむつもりはありません。


今年もできるだけ沢山の後輩たちの力になれればと思っています。
時間の制約はありますが、こんな僕の話を聞いてみたい方は
ぜひ何らかの形でコンタクトしてきてください。

就活終了後、見違えるようになる君たちの姿を楽しみにしています。
そして4年生でたくさん遊んで、キラキラした目で社会に飛び込んできて下さい。

一緒に社会をよくしましょう。

Good Luck!
posted by おときたしゅん。 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職活動ワンポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

2011年度 愛と虐殺の直木賞

「素晴らしい人生を送るために必要な知識を得るには、
 良書を500冊も読めば事足りる。しかし、良書を500冊
 見つけるために、5000冊の本を読まなければならない」
                     −K城高校 某国語教師−


皆さま、明けましておめでとうございます。
ついカッとなって和装で仕事初めに行ってみたあたしです。

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卒業式は学ランで出たから、実に成人式以来8年ぶり?!の出番。
実家にいると、思いつきでこんなことができてしまうという…。

出社結果:
違うフロアの社員が写メを撮りにくるほどの色物扱いっぷり。

…本年もどうぞ宜しくお願い致します。


さあそして、今年もやってまいりましたよ!
日記大賞に続く恒例企画第二弾 、

「愛と虐殺の直木賞」!

1年間読みためてレビューしてきた本の中から、
ナンバーワンを選ぶこの企画。


2007年は「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン
2008年は「キリンヤガ」 マイク・レズニック
2009年は「ぼくと1ルピーの神様」 ヴィカス・スワラップ
2010年は「理性の限界 -不可能性・不確定性・不完全性」 高橋昌一郎


が受賞しております。
今年は記念すべき第5回大会ですねー。

オトキタが2011年に読んだ総数は、75冊。
その中で直木賞候補となる、レビュー高得点十傑はこちら!


【政治経済】

「日本の大問題が面白いほど解ける本」 高橋洋一
「デフレの正体」 藻谷浩介
「経済古典は役に立つ 」 竹中平蔵

【金融】

「「通貨」を知れば世界が読める 」 浜矩子
「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」 藤沢数希

【社会学】

「女ぎらい ニッポンのミソジニー」 上野千鶴子
「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります」 上野千鶴子/古市憲寿

【原発・エネルギー】

「エネルギー論争の盲点」 石井彰

【ビジネス】

「ホウレンソウはいらない!」 本田直之

【小説】

「たったひとつの冴えたやりかた」 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア


今年は、部門別にバランス良く10冊選出してみました。
政治塾に通い始めた影響から、政治経済・金融系の本に偏りましたがね…。

どれが大賞になってもおかしくない精鋭陣!
いよいよベスト3の発表です。


第三位!

「エネルギー論争の盲点」 石井彰

原発は危険!放射能は危ない!
といった感情論が先走って先が見えないエネルギー論争の中で、

「エネルギー問題のプロ」

を自認する著者が一石を投じる!
といった内容で、いやぁこれは面白かったです。

「そもそもエネルギーとは何か?」
「人類とエネルギーはどのように関わってきたのか」

という知識から入ってくるあたり、
新書とは思えない読み応えと内容です。

いま読んでも面白いと思います。
この冬は、節電を正しい知識で受け入れましょう!


第二位!

「経済古典は役に立つ 」 竹中平蔵

これはとっても良本。
言わずと知れた小泉元首相のブレーン、竹中さんの新書。

アダム・スミスやケインズ、シュムペンターに
ハイエク、フリードマン…

経済史に残る巨人たちの理論、思想を
その各個人が生きた時代背景、社会情勢、さらには人間性にまで絡め
わかりやすく解説。それを現在の日本の例に当てはめてくれる新設設計。

経済学の予備知識がなくても読めると思います。
みんな、なんとなくわかってるけど理論的には知らないことが

「へー、そうだったのか!」

と落ちてくる気持ち良さが存分に味合わえますよ!
こちらで面白かった方は

「古典で読み解く現代経済」 池田信夫

に進むのもまた一興ですが、
同じ題材を扱ってるのに超難解でナメてると死にます…。


そして栄えある、2011年度愛と虐殺の直木賞は…


「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります」 上野千鶴子/古市憲寿


が受賞致します!
おめでとうございまーす!!

著者の上野さん/古市さんには、
毎年恒例

「僕のブログでアマゾンにリンクを貼ってあげる権」

が贈呈されます。ほいさっ↓
http://amzn.to/A1pFSW

みんな、彼らの印税のために新品で買おうNE☆


これは本当、文句なしに知的好奇心を刺激された本です。

介護世代に突入する親。現代に閉塞感と不安を感じながらも
大きな不満はなく「なんとなく」生きているその子どもたち。

僕らの「不安」の正体とは?なぜ「不満」はないのか?
団塊の世代がもたらした「世代間格差」の正体は??

…と、本題の介護保険じゃないところの方も面白かったんですけど、
親の老後と介護についての対談部分も一級品です。

自分で読んだ後、親にも貸してあげることを勧めますよ。マジで。
正しい知識と覚悟で、親たちの「老後」を受け入れましょう!


--


以上、2011年度 愛と虐殺の直木賞でした!
2年連続小説以外&日本人著者が受賞を果たし、
2012年度は小説と外国勢の巻き返しが期待されますねー。

なお、2011年度読んだ中で
最も面白くなかったドキュソ本に送られる

「愛と虐殺のラズベリー賞」

は、


「民主の敵―政権交代に大義あり」 野田佳彦


がひっそりと受賞致しました!

2009年7月に執筆された本ですが、

「政権交代すれば、こんなことやあんなこともできる!」

なんて痛々しいことが、これでもかと羅列されています!
やめて!民主党のHPはもう0よ!!

でも悪いのは著者の野田さんではなく、ぶっちゃけ鳩山だと思います。
そういう意味で、受賞者は著者ではなくむしろ鳩山由紀夫ということにします!
おめでとうハトポッポ!早く政界から引退しろー。


2012年も60冊程度を目標に、
ひっそりと楽しみにして下さる方々のために
コツコツとレビューを書いていきたいと思います。

mixiがオワコンになりつつあるので、
いよいよブクログへの移行も考え中…。

それでは皆さま、本年も良き読書ライフを!
http://mixi.jp/list_review.pl?page=1&id=129150
posted by おときたしゅん。 at 23:48| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

愛と虐殺の2011 -大晦日総集編-

日付が変わって、とうとう大晦日になりましたね!

今年も例によって自分で書きためた日記を読みながら、
2011年を振り返っています。

例年、何も無い年なんてないけれど、
2011年はあらゆる面で自分にとって激動の1年間でした。
やっぱりどうしても東日本大震災とそれに関わる日記が多くて。


まあ最近そんなんばっかりで日記も暗くなり気味だったので
最後はアッパラパーに!俺の俺による俺のための恒例自己満企画!
今年書きためた中でもっとも面白かった日記に送られる(自分で送る)

愛と虐殺の日記大賞

を発表して今年を終えたいと思います!
いぇーい!

去年:愛と虐殺の2010 -大晦日総集編-
http://otokita.seesaa.net/article/177752746.html

今年のエントリー作品はコチラ!↓


1/30 学生クオリティなサッカー観戦
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1665576590&owner_id=129150
普通のサッカー観戦では飽きたらない貴方に、新しい観戦方法を提唱します。

2/17 姉妹幻想遊戯
http://otokita.seesaa.net/article/186273982.html
短文だけど、流れがけっこう好き。

6/26
さらば青春の光 -ワセダ6.5畳 青春期の終わりに-
http://otokita.seesaa.net/article/211961017.html
宅配ピザ合戦は普通にやってもわりと秀逸な企画だと思う。

7/25 外資系企業のイミフな横文字文化
http://otokita.seesaa.net/article/216674971.html
うん、マジで意味わかんねえww

8/8 夏の楽しい妄想恋愛講座
http://otokita.seesaa.net/article/219161286.html
だが、それがいい。

11/22 シャンゼリゼ通りの闘い -もう一つのレジスタンス-
http://otokita.seesaa.net/article/236371623.html
生きて帰れてこれてよかった…


まあ今年は明らかにtwitter、Facebookの影響で
ブログの更新回数自体が減ったのも相まって
ネタ系の日記は顕著に減少傾向にありますね。。

さぁ、この中で栄えある大賞は…?!


『シャンゼリゼ通りの闘い -もう一つのレジスタンス-』


に送られます!おめでとうございまーす!
執筆後、筆者であるオトキタさんが実の母親から

「おまえはパリまで行ってあんな日記しか書けないのか?

とディスられたという涙なしには聞けない裏エピソードも、
審査員の心を動かしました!この親不孝者!


--


いやはや、何はともあれ今年もおしまい。
本当に本当に色んなことがあった1年間。


東日本大震災と、被災地支援。
勢いで誕生した非営利団体ふらいパンダも、
それなりにしっかりとした意義深い組織になりました。

非営利団体ふらいパンダ
http://fly-panda.org/
http://www.facebook.com/FlyPanda.jp


1月から通い始めた政治塾。
志高い仲間たちと出会い、新たな転機となりました。
また、縁あって政治コラムをつけ始めることにもなりました。

政治の世界、はじめの一歩
http://www.junkstage.com/syun/


プライベートでは、ダンス。
Waack動画を上げていたことがきっかけで、
6月に「ニコニコダンスマスター」へ出演することができました。

6/21 ニコニコダンスマスター2、お疲れ様でした!
http://otokita.seesaa.net/article/210950301.html


ついでに動画も再掲。

【東方の曲で】Toho Dance Train【踊ってみた】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12669560
(3:00〜Waackパート振り付け担当)


社会人になってから始めたストリートダンスは、
ぶっちゃけニコ動の「踊ってみた」にハマったのがすべての始まりで。

「こんなふうに、軽々と踊ってみたいなぁ」

と思い、それまで格闘技・武術マニアだった自分がダンスを習い始めて。
あれよあれよのうちに満員のディファ有明にて、放送閲覧者を合わせれば
数万人単位の観衆が見守る中でパフォーマンスをする機会に恵まれました。

これで一つ、ダンスに関しては区切りがついたかなーという感じです。
もちろん趣味として細く長く続けていくつもりだけど、
大きなイベントに出ることはもうないかも。


他にも早稲田から引っ越して地元に帰ったり。
同窓会を開いて、少学校時代の友人たちと15年ぶりに再会したり。

夏休みはミャンマーにぶっこみ。
仕事面でもマーケティング部に異動、念願のパリ出張に行かせていただき。


うーん、我ながらよくやった。
身体がいくつあったんだろう。笑


預金と睡眠時間を削って突き進んできた2011年。
もちろん失速するつもりはございません。

最近出会った好きなキャッチコピー。


「全力で走る人に、不安はついていけない」


2012年も、突っ走りますよ。

あ、でも不安はついてこなくてもいいけど、
周りのみなさんはついてきて下さいね!

色々ありながらもブログを更新して、各種SNSでつぶやいて、
なんとか自分を保っていられるのも、ウェブ・リアル双方から
いつも僕を支えて下さる皆さま方のおかげ。


ときどきでも遊びに来て、コメントを残してくださったり
「イイネ!」をポチっとしていって下さると幸いです。

来年もオトキタと当ブログに、変わらぬ愛を注いで下さい。
それでは皆さま、良いお年を!
posted by おときたしゅん。 at 02:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月27日

東北の子どもたちに、 'Merry Christmas.'

あっという間に今年のクリスマスも終わっちゃいましたね。

一気に街がトーンダウンしたようで、
祭のあとのような虚無感を感じたり感じなかったり。


そんな中、今年は宣言通り、2週間連続で東北に向かい
3イベント4回に渡るカステラ製作を行なってまいりました。

なお、これらのイベント実施に際して
2つの団体から多額の寄付をいただきまして。


クレドアンドカンパニー株式会社
http://credo-a-company.jp/

TOMORU
http://www.facebook.com/pages/TOMORU/304649742897372?sk=info


どちらも僕の大学時代からの友人が立ち上げた会社・団体です。
この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!



【12/17 あすと長町 仮設住宅地】


長町に作られた仮設住宅のど真ん中で行われる
チャリティーイベントにふらいパンダ参上。

1.jpg

後ろに連なって見える建物が仮設住宅地です。
天候にも恵まれ(極寒だったけど)、上質なかすてらを焼き上げました!

2.jpg

あら美味しそう。
子どもも、数は少ないながらとても喜んでくれました。

しかしながら…


「仮設住宅は問題がたくさんある」
「住民同士のコミュニケーションが取れない」
「孤独死、自殺を防がなくてはならない」


という話は良く聞いていましたが、
初めて仮設住宅の敷地に入って、そこで生活する人に触れて、
そう言われる理由が少しだけわかった気がします。

中央の広場でお祭りがやっていても
かたくなに扉を閉ざして参加を拒む住居や、
冷ややかな目線を投げかけて足早に去ってしまう住民の方もいる。


住み慣れた家がなくなって、半ば共同生活を強いられ、
不便で冷たい住宅で暮らす人々の心のうちはいかばかりか。

自分たちにできることが、まだ無邪気な子供たちと遊ぶことだけかと思うと
少しだけしょんぼりもしてしまうのでした。


【12/17夜 勾当台公園ナイトペーシェント】

3.jpg

夜は場所を移して、イルミネーションイベントを盛り上げるために参加。

夜 & 極寒という逆境を乗り越え、過去最高の行列ができる中
100名以上の人々に出来立てで暖かいカステラを配布しました!

4.JPG

6月に長町でカステラを焼いたときにも出会った方と再会したり、
僧侶(?)をしているという女性の方から


「私たちは身内にも犠牲者が出た。僧侶だから四国まで行ってお遍路を完遂したけれど、
 あなた方はそんなことよりずっとずっと尊いことをしている。ゆかりもない他人のために
 こんな素敵なことをするなんて、とても簡単にできることじゃない。本当にありがとう」


という有り難いお言葉(と、寄付金まで!)をいただきまして。
分不相応な評価に、今度はちょっと照れくさくなってみたり、ね。


【12/24, 25 気仙沼南町復興商店街】

5.jpg

そしてクリスマスイブと当日は気仙沼へ。

津波の被害を直接被り、壊滅してしまった商店街。
プレハブの仮設ではあるけれど、半分以上のお店がもう一度集まって
「商店街」という形でもう一度復活することができたそうです。

そんなおめでたいイベントに、パンダが呼ばれぬわけがない!
さて、いつも通りカステラを焼くか…と思いきや。


「地元の洋菓子屋さんが営業を再会したので、
 協力してクリスマスケーキにして欲しい。

 デカイから形崩さずにフライパンから出すの難しいと思うけど、
 そこはほらアレだ、気合?よろしく!」


という、恐ろしい課題を当日朝にイベント主催者の葛西姉さんから課せられる。
どうなるかわからんけど、こうなりゃなんでもやってやんよー!!

6.jpg

ちょっと割れちゃったけど、
案外とうまくフライパンから救出成功!

7.jpg

プロであるサイトウ社長の手で、
あっという間にカステラがショートケーキの下地になっていく。
これは本当に圧巻でした。

そしてサイトウ社長がサポートする中、
気仙沼の子供たちがみんなでケーキをデコレーション!

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9.jpg

この光景には、周りの大人たちも思わずほっこり。
そして…

10.jpg

完成!

肝心の味ですが、ここまで想いとプロの手が入ったオリジナルケーキ。
美味しくないわけがないっ!!

焼きたての暖かいカステラも捨てがたいけれど、
新しい可能性と喜びに気づくことができたクリスマスバージョンでした。

※全国紙にも取り上げていただきました!

読売新聞Web版
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20111225-OYT8T00799.htm

毎日新聞WEb版
http://mainichi.jp/select/photo/archive/news/2011/12/24/20111225k0000m040082000c.html

--


怒涛の2週連続開催を終えて、
今年度のふらいパンダとしての支援活動は終了となります。

人生でこんなに東北に行く機会があるなんてまったく思ってなかったけれど、
改めてに数えてみたら4月から10回以上、計30日近く滞在していました。
預金通帳も真っ赤になりました(苦笑)。


最初は何をすればいいか、わからなかった。
少しするとやるべきことが山ほど出てきて、
目の前にある瓦礫やヘドロの山と闘った。

でもまた少し時間が立つにつれて、またわからなくなった。
単純な肉体労働はなくなった。ボランティアの数も、世間の関心も激減した。

それでもまだ、何かをしなければいけないとは感じていた。
あれだけの大災害が、たった半年で風化するわけがない。
都会の人たちから忘れられていく被災地に、僕はなにができるのだろう…。


そしてたどり着いた答えに、
今なら少しだけ自信が持てる気がします。


気仙沼に出発する直前にいただいた、
「イイネ!Communication Project賞」。

その授賞式でのスピーチで、
今の想いを述べさせていただいたので
手前味噌ながらその原稿を一部掲載させていただきます。

受賞する前提で、内容原稿まで用意してたっていうね(笑)。


◆◆◆

我々ふらいパンダは、東北の子供たちと絵本の世界に出てくるような
巨大かすてらを作るという、一風変わった復興支援を行なっています。

見る人が見れば、いわばお遊びとも言える活動ですから、
被災地のど真ん中で活動する中で正直、様々な葛藤があります。

しかし、とある学校にかすてらを焼きに言ったとき、校長先生にこう言われました。


「ふらいパンダは、被災地の子供たちを特別扱いしないのがすごくいい。」 


たくさんのNPOやボランティア団体が東北に復興支援に入っていますが、
復興とは日常を取り戻すことです。

子供たちの本来の日常に、我々のようなNPO、ボランティア団体は登場しません。
だから我々は復興支援をしながらも、子供たちにそんな説明は一切しません。

ただ遠くからきたお兄さんたちが、かすてらを作って一緒に遊ぶ。
そんな気持ちで、これからも支援を続けていきたいと思っています。

◆◆◆


子どもの頃に夢見たサンタさんは
欲しいものをなんでもくれる、無敵で万能な存在でした。

サンタさんの正体は本当はただの大人たちで、大人になった今の僕たちは
失ったものを取り戻すことも、欲しいものを与えてあげることもできないけれど。

あれだけのつらい想いをした子供たちに、
明るい出来事がなかったら悲しいじゃない。


東北の子供たちに、一日も早く日常が戻りますように。
強く強く願いを込めて…


Merry Christmas.


ふらいパンダ副代表
オトキタシュン
posted by おときたしゅん。 at 01:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする