2006年03月25日

卒業

卒業式当日の写真
http://mixi.jp/view_album.pl?id=368623


家に帰ってポケットを探ると、誰がくれたかわからない
ハンカチが3枚も入っていました。

涙なしで終えるには、その存在はあまりにも大きくて。
大切な人たちとの別れは、せつな過ぎて。


4年前、教育学部から届いた合格通知に入っていたCDロムから
校歌が流れるのが嬉しくて、パソコンで何度も何度も再生した。

あの頃の気持ちは今もそのまま。
むしろもっと、大きくなっていて。


卒業式の式典は、あっという間に終わってしまいました。
だから卒業するなんて、ちっとも実感が沸いていません。


また来月、新学期が来て。
つまらない授業に出席して。
学生会館に行けば誰かがいて。
部室前で祭の仕事に忙殺されて。


そんな毎日が待ってるんじゃないかって。
どうしても、そう思ってしまいます。


自分のいない早稲田。
早稲田にいない自分。



夜は、早稲田祭運営スタッフの追いコンでした。
最後は祭スタッフで飲みたいと言ったのは完全に俺のわがままで、
それにたくさんの人が集まってくれたこと、感謝します。

飲み会では早々に潰れてしまって、
最後の挨拶では、言いたいことの1%も言えませんでした。

だからこの場をかりて、一言だけ言わせて下さい。


代表にも役員にもなれなかったけど
大きなことは何も残せなかったけど
俺が1番、この組織を愛していました。

誰よりも、愛していました。



朝、ロータリーで解散した後、最後の馬場歩きをして
みんなの寄せ書きを、泣きながら読みました。

朝っぱらからたった1人で歩きながら
馬鹿みたいで恰好悪いと思ったけど
たくさんたくさん泣きました。



俺は、すごく怖い。

忘れてしまうこと。記憶が薄れてしまうこと。


時の流れは残酷で、どんなに強い想いも
楽しかった想い出も、いつしか消していってしまう。

昔恋焦がれたあの娘への気持ちも
あれほど大好きだったおばあちゃんの記憶も
今の俺にはほとんど残っていません。

それと同じように。
今ならはっきり思い出せる情景も。
早稲田が好きだというこの気持ちも。

祭の熱気も。みんなの笑顔も。校歌の歌詞も。
いつか、思い出せなくなる時がくるのかな。


それが、すごくすごく怖い。



そんな中、同期2人が残してくれた
短いけど、印象深かった2つの言葉。


「これからも、ずっとよろしく」
「2002.4〜2006.3 S.OTOKITA was here!」


そうだよ。

おれたちは、出会った。
おれは、確かにここにいた。



忘れない。でも、もう振り返らない。
10年後、20年後、もっともっと後になっても、

「あの頃が1番良かった」

なんて言葉、絶対に言いたくないから。


いつでも『今』が1番楽しいって、
そう言えるように。



あなたからもらったもの。

あなたのもとで出会った人。

あなた自身に巡り会えたこと。



すべてを、胸に抱きしめて。



2006年3月25日


僕は、あなたから卒業します。





ありがとう、早稲田大学。










さようなら


posted by おときたしゅん。 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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