2009年07月27日

フジロォォク!体験記 -日本一チキンを焼いたサラリーマン編-

宣言通り、川村・東城、山谷の3バカ後輩トリオとともに
フジロックフェスティバルに行ってきたわよ!


※フジロックフェスティバル(fuji rock festival)

日本における野外音楽ライブイベントの先駆け。
広大な苗場スキー場にいくつものステージが立ち並び、
来場者は自由に移動して様々なアーティストライブを楽しむ。

3日でのべ10万人超の来場者数を誇り、最大ステージの観客数は4万人。
また、多くの来場者は会場内スペースでテントを張り、
期間中アウトドア生活を満喫して過ごす。

音楽以外にも各種飲食店やサーカスモドキの見世物小屋、
オールナイトのクラブハウスや野外スクリーンの映画上映などがあり、
音楽というジャンルを超越したまさに「大人の祭」である。


と言っても来場者としてではなく、
宣言通り知り合いのやるバーのスタッフとしてですが。

結論から言うと、


超 超 超 楽しかった


です!こんな楽しんでいいのかってくらい!
忘れないうちにこっちから日記書いておこうと思います。

3日分なんで長いですが、興味ある方はお先にどうぞ。


--


【フェス初日:過酷過ぎる雨】


前日飲み会で3時帰宅、
大宮駅6時集合という惨殺スケジュールに
1時間睡眠&タクシーを使って無理やり出発。

そして誰もいない大宮駅。

30分後、5:50には到着していた
品行方正な先輩に対して、


「あれ、6:15に集合時間変更しましたよ?
 まあオトキタさんには言ってないですけど


などと言いながら悠々と登場する後輩たち。
川村、殺す。

二日酔いと寝不足でフラフラしつつ、
まあ新幹線で寝れるだろうと思ったら


午前中一杯、新潟行きの新幹線はすべて満席。


…フジロックなめてました。さすが来場者数10万人超。。
自由席ももちろんパンパンで、デッキで揺られながら越後湯沢へ。

途中、フェス会場に前泊入りしている知り合いから、
現地は

「この世の終わりのような天気」

だという知らせが届く。
最悪のスタート。


越後湯沢駅にて、一緒に働く
バイト仲間の一部と合流。

が、そのうちの1人、
モリモリ氏(33歳、たぶん童貞)が

「乗る新幹線を間違えた」

という驚異的理由で
1時間以上待ちぼうけをくらわせてきた上、


「モリは9時到着になりそうですだよ。
 丸眼鏡の坊主頭です。添付は森の顔なり!
 (顔面アップ写メール、通称顔写を添付)」


という奇跡のメールを送りつけてくる。一同、ドン引き。
が、この通称モリモリさんは後に重要人物になる。

金曜朝入りのメンバーが揃ったところで、
お迎えのバンに乗ってフェス会場の苗場スキー場へ。


会場に着き、水曜日・木曜日あたりに
先発できていた職場メンバーと合流。

が、仕切りが悪く自己紹介タイムも何もなく、
なんか微妙な雰囲気が流れ続ける。

そんな中、バー店長から言い渡された仕事内容はー、


「後から来た人は、とりあえず仕事を見て
 なんとなくやり方覚えて!」


…やばい。これは単発バイトとかやるとき、
トップの仕切りが適当すぎて地獄になるパターンだ。
(こういうのに限ってむちゃくちゃな指示が突然来る)

しかもメンバーもバーテン経験者やキッチンスタッフ出身者
ばかりかと思いきや、ほとんどが飲食店バイト経験すらないという。

つーか誰が仕切んの、コレ?
リゾートバイトって全部こんな感じなの?

色々と疑問渦巻く中、
「café de pars」の営業スタート。

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掘っ立て小屋かと思いきや、
かなり気合を入れて作られたハコ。

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中はなかなかにムーランルージュな雰囲気です。

とりあえずフードとドリンクチームに別れ、
それぞれ

「できる範囲の手伝いをする」

という曖昧すぎる指示を受けた我々。
お酒の作り方を覚えたかったので、ドリンクチームを志望した
オトキタに与えられた栄えある最初の仕事はー、


水かき。


凄い雨でテント内に水が凄い入ってくるのよね。
まあ、飲み物(水)を扱ってるあたりがドリンカーぽっいわー。

…いやいやいや、違うだろ!
お酒じゃないから!雨水だから!

あまりの豪雨に、かいてもかいてもなくならない水。
ていうかぶっちゃけほっとけば良さそうなんだけど、
人が余ってるから無理やり配置されている感じ。


2時間くらい真面目にやっていたけど、
あまりの不毛さに職務放棄(誰も見てねーし)。

ソーゼージやベーコンを焼いている
東城や川村たちが楽しそうだったので、
何食わぬ顔でキッチンに混ざることを試みる。

「俺、最初からここにいましたよ?」

みたいなテイで、見事にポジション獲得に成功!
こういうシフトや仕事がかっちりしてない場合は
とにかくやったもん勝ちです。

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チキンを焼くぜ!

キッチンの中は、ほとんどのメンバーが初対面で
ぎこちない雰囲気ながらも、みんなイイヤツ。

ただ1人を除いては。

そう、通称「中二病患者」氏である。
(途中から影でこの呼び名が固定)


≪中二病患者氏のスペック・概要≫

・男性メンバーの中で最年少にも関わらず、全員にタメ語を叩く
・とにかく「俺はフジロック常連」であることをアピール。
 (その辺が上から目線の根拠になっているらしい)

・単なる留年生(K應大学5年)なのに、
 「もうコンサル系ベンチャーで週5日は働いている」
 と何故か偉そうに発言。

・「子どもの頃からバイオリンをやってる」
 「バンドを組んで高校生の時にはオリジナルを作っていた」
 「今はDJをやっていて数々の有名イベントで回している」
 聞いてもいないのに中二病三段活用。

・自分のipodから音楽をかけて、エアDJをやり始める
・「すいません、○○(マニアックなアーティストらしい)
 なんかかけちゃってー」とか謝り始める。
・外人の客が来ると下手くそな英語を積極的に披露

etc..


この中二病患者氏の態度に
まず東城と山谷が激ギレ。

「俺らももう25歳だしなー」
「初対面の人同士は基本敬語だよな」

等々、本人に聞こえるように話し始めるも、
中二病患者氏にはまったく効果なし。
今後3日間、この中二病患者氏はネタを提供してくれることになる。


長めの休憩中や仕事が終わった後には
メインステージの方まで行ってみたりしたけど、
職場からメインステージまでは徒歩40分の山道で軽いトレッキング。

しかも雨がやばすぎて観客の顔も死にまくっていた。
大丈夫なのか?


バタバタ仕事を覚えたりしてたら
初日はあっという間に閉店時間の23時。

なお、夜の軽い中打ち上げ時、
赤ワインをついで回っていた中二病患者氏に

「あー俺、赤ワインはいいや」

と言ったところ、


わがままなコだねぇー


という名言を残してくれました。
僕、今年で26歳ですけど。
こうやってK應生の評価がどんどん下がっていくのですね!


初日は特に見たいアーティストもなかったし、
何より雨がマジでしんどすぎて、あんまフェスに
良い印象を持たずに終了。

「近くに温泉がある」

という事前連絡はやっぱりデマで、
風呂も入らずテントで泥のように眠る。

てゆーか、どんだけ適当な仕事環境なんだ…
会社でやったら従業員に殺されるだろ…


【2日目:キッチン男子校誕生】


小鳥と虫がさえずる好天気!
明るいところで見るフェス会場の美しさと
大自然の光景、空気のうまさにテンションが上がる。

仕事が始まる前の朝礼では、キッチンメンバーに
絶対に見たいアーティストがある時間の前後に休憩を各自設定し、
他の時間は残りメンバーで思いやりと気合で回す

「オトキタ式コアタイムシステム」

を提案し、採用される。
また、メンバー分けの際に

「○○くん(中二病患者氏)はドリンクやりたそうなので、
 彼はドリンカーの方がいいんじゃないですか?」

とぶっこみ発言をして、中二病患者をキッチンからの追放に成功。
この2点が最高の1日を作ることに。

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7名全員男子という汗くさいキッチンは通称
「キッチン男子校」と名づけられ、異様な一体感をかもし出す。

俺ら以外のメンバーは

・仕事をやめてきた28歳ジャニーズ系男子のモリくん
・仕事をやめてなんとなく富山県に住んじゃってるすんげーいい人、ケイちゃん
・クリエイター志望で真面目、ナイスガイだけどやっぱり今は無職なガンちゃん

などの彩り豊かな面子に恵まれる。
こういう普段絶対出会わない人と仲良くなれるのが、
単発リゾートバイトの魅力ですね!

というか、水曜日から泊り込みバイトなんて
普通に仕事をしてる人には当然無理ですわな…


仕事中のつまみ食いはもちろん、
常に暑いキッチンでは酒が進みまくり、
ハイテンションで働くキッチン男子校。

隣のテントで着替えをしているキャンギャルを覗いて興奮したり(馬鹿)、
ドリンカーの女の子がキッチンに来ると過剰に優しくまかないを作るなど、
男子校生っぷり爆発で打ち解けるメンバー。みんな年も近くすぐ仲良しに。


また、ドリンカーに配属された
前述のモリモリ氏(33歳)に

「モリモリ(33歳)、ビール持ってきてよ!」
「モリモリ(33歳)がくれるビールはマジ美味しいわー」
「モリモリ(33歳)が素敵過ぎてヤバいわー」

とおだてまくって遊ぶ
調子に乗ってビールを運んでくるモリモリの陰謀により、
男子校メンバー完全泥酔。


そんな中、ときどきキッチンに現れる
中二病患者氏は

「苗場食堂ってどこにあるの?」

と聞いただけなのに、

「あー、あそこの冷やしトマトを食べないと
 フジロックに来たとは言えないね」

などと相変わらずの発言を繰り返していた。
こいつだけは殺す。


この2日目は「オトキタ式コアタイムシステム」
のおかげで(?)、休憩もがっつり取得。

目当ての「フジロックで一番アウェーなバンド」
筋肉少女帯も見れたし、会場に流れる川に入って
顔を洗ってジャブジャブ遊んで野外フェスを満喫。


閉店後の深夜にはスタッフパスの効力を駆使して
お客さんは入れないエリアを通ってステージサイドまで行けたり、
(早稲田祭の深夜のステージを100倍くらいすごくした感じでマジやばい)

山の斜面に映し出される「寅さん(映画)」と、
それを見る観客がほとんど寝てる光景にある種感動したり。


相変わらず上からの仕事の指示はテキトーなのを除き、
大満足のうちに2日目は終了。この日も風呂には入っていない。


【三日目:涙の別れ】

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あっという間の最終日。

なんか前日の流れからキッチンリーダーみたいに
なってしまってたので、早朝に偉い人から電話が来る。

「在庫状況が知りたいから、今すぐバーに来てくれ」
「無理です(即答)」

嫌なことにはノーと言える男、それがオトキタ。
一応在庫状況はメールしてあげて、集合時間まで寝る。


が、ドリンクリーダーら生真面目な人たちは
上のむちゃくちゃな指示で深夜4時まで働かされて、
6時にまた呼び出しをくらったりしていたらしい。

うーん、こういう仕事は立ち回りが重要だ。


フリーターの方々は撤収日の翌日まで勤務だが、
僕らは夕方でお先に失礼させていただくことに。
なので、それまでの時間は必死で働く。

2日目・3日目は売上も順調で基本忙しく、
特にドリンクの値段を100円下げる

「ハッピーアワー」

は、働く側にとっては
不幸でしかないことに気付く。


なお、中二病患者氏はその戦場のドリンカーにおいて、
シフトをガン無視して

「俺、忌野清志郎トリビュート見たいんで、
 その時間以外は休憩いらないっす!」

とかほざきシフトを台無しにし、2日目半ばにして
早くもドリンカー内で干されていたらしい。合掌。

キッチン内では

「あいつには死相ならぬ、童貞相が出てる」

という話しで盛り上がる。


ちょこちょこ来てくれた知り合いには
余りモノを出したりしてたんだけど、
忙しくて相手ができなかった人もいて、申し訳なかったなー。

この日もキッチンのアイドル、
ドリンカーのちえちゃんが運んでくるビールを
一同歓喜しながら飲み干してやっぱり泥酔。


17時にシフトを抜けた後、
僕らのバーの隣でやっている「ドッグラン」コースを
人間が走るイベントに酔っ払い4人で参加。

「誰か一番ボケられるか」

みたいな競争になった結果、
オトキタさんはこんな格好で競技参加することに。

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バカスww
(裸に靴下が間抜けすぎる。。)


そんなこんなで3日間、風呂も入らず働き通した
フェス会場とバーともお別れ。

ほんとにみんな仲良くなってたんで(特にキッチン組)、
別れが名残惜しく、東京での再会を誓う。

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ありがとう!また会おう!

早めの帰りだったので、20時頃の新幹線は
まだ空席もあり、越後湯沢駅で3日ぶりの温泉に入り
夢のフェスティバル会場から東京に帰りましたとさ。


--


いやー、とにかく、楽しかった!です。
リゾートバイトとか、さすがに1ヵ月とか夏休みを
潰すのもアレだなーと思って学生時代にやらなかったけど、

大自然
東京ではない出会い
非日常間ならではの楽しみ

等々、その魅力を存分に感じれた3日間でした。
来年もあれば絶対にいく。


というか。


実はフジロックの露店の出店は
一般公募枠もあるらしいです(倍率鬼っぽいけど)。

もし興味ある人がいれば、ぜひとも来年一緒にやりませんかね?
色々と労働環境に不満があったから、もう自分でやる方が早えよ。
リーダーは俺だ。夏休みはここで取って1週間会社は休む!


こんな楽しむとバチが当たりそうってくらいで、
実際久々にスーツ着たら違和感ありまくりだし数字も壊滅してたけど(笑)、

それを補ってあまりある3日間だったなーと。
ここに書いてない細かい楽しさもたくさんあったし。
誰かにフェスのよさを語りたくて仕方ありません。


早くも7月末は目前で、夏は本当に短いけれど、
こんな感じで遊び倒して青春したいと思います。

貪欲に、チャンスには食いつけ!だ。
ビバ、フジロック!
posted by おときたしゅん。 at 22:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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