2011年10月10日

【中編@】ミャンマー旅行記 -雨の2日目-

【2日目 マンダレー】


駅からまだ暗いマンダレーの街に降り立つ。
明るくなる前に知らない街を徘徊するのは得策ではないと考え、
地球の歩き方にも載っていた駅前のホテルに即決してログイン。


午前中は朝食を食べながら街の目貫通りを散策したり、
栗田が気まぐれで市場で地元の人が買うようなマンゴーを買ったり、
そのマンゴーを表皮ごとかぶりついて食べたりしていた。

この迂闊な行動が後に彼を悲劇のヒーローへと昇格させるのだが、
食べ物に人一倍気を使い、歯磨きまでミネラルウォーターでしていた彼が
どうしてこんな奇行に走ったのかは、いまだに定かではない。


昼前に突然の雨が降り始め、

「あー、雨季だからな。まあ、アジアのスコールはすぐに止むでしょ」

と思って余裕で雨宿りをしていたが、
待てど暮らせど雨脚が弱まる気配がない。

仕方なく一度ホテルに戻り、昼寝をして天候の回復を待っていたのだが、
午後になってようやく外に出れるくらいの小雨になり外に出ると、
マンダレーの街はあっさりと水没していました。

7.jpg

8.jpg

み、道がない…。

これにより午後の行動が著しく制限され、
下水というインフラがいかに大事がを思い知る。

翌日の交通手段の確保をしたりなんだりしてたら
早くも夕暮れ時になってきたので、この街一番(唯一?)の観光スポットである
「マンダレーヒル」へ。その名の通り、丘の上に仏教の施設が色々あったりします。

9.jpg

高い建物がないので、景色は良い。
有名なサンセットポイントなのだが、夕日は見えず…。

10.jpg

11.jpg

仏像などにとんと興味はないあたくしですが、
頂上付近はアニマル天国だったので犬やネコと戯れたり、

12.jpg

思わずこんなものを買ってみました。
ミャンマーに分布する少数民族の女性たちの図。
どれが一番美人かしら?僕はモン族を推します!(キリッ)


そうこうしているうちに、流暢な英語と怪しいフランス語をあやつる
現地の少女、Keiちゃんに絡まれる。

最初は「物売りか?!その手には食わんぞっ!」と警戒したものの、
形式的に商売はしているもののまったく押し売りする気配はなく、
親切で可愛いお嬢ちゃんでした。

頬に「タナカ」で可愛い模様を書いており、
興味を示したところ僕ら全員にもペイントしていくれることに。


※タナカ

ミャンマーでもっともポピュラーな化粧(日焼け止め)。
ミャンマーの女性はおしゃれ&日焼け止めのため、
ほぼ100%この肌色のクリーム(?)を頬に塗っている。

ちなみに日本人の苗字である「田中」とは関係ない。
残念。

13.jpg

14.jpg

真剣な表情でペイントに挑むKeiちゃん。

15.jpg

私的に今回の旅行で一番好きな写真がこれ。

16.jpg

こうなりました。


流暢な英語で色々とマンダレーのことを教えてくれたKeiちゃんと
丘のふもとで一緒に晩御飯。

17.jpg

Keiちゃんを始め、ミャンマーの人々は
本当に親切で気持ちの良い人たちばかりでした。

18.jpg

ありがとう!

この日はホテルの近くでもう一杯飲んでから就寝。
そしてこれが、元気な栗田を見た最後の夜だったのでした。

3日目に続くー。


posted by おときたしゅん。 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ミャンマー旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【前編】ミャンマー旅行記 -揺れる初日-

矢のように毎日が過ぎ去っているからこそ、
そこにあった一瞬を少しでも閉じ込めておくために
人は文章で記録を残しておくのです。

最近Facebookをアクティブ化したおかげで
ほんっとに日記を書くのが億劫になったきたのですが(ヤヴァイ)、
8月終わりに行ったミャンマー旅行記を無理やりにでもまとめてみせるっ!


--


8月24日(だっけ?)、夏も終わりに差し掛かる最終週。
僕は奇跡的に夏休みを同時に取得できた大学時代の友人(後輩)2人と、
ミャンマーに向かうために羽田空港に向かった。


《今回の道連れ》

・植松さん

地理マニア。スリランカやイエメンなどマイナー国家への海外旅行を繰り返しており、
大学時代は上海からバンコクまで2ヶ月間かけて自転車で横断(!)したことも。

身長185cm超とガタイも良いので頼り甲斐抜群、かと思いきや
モロッコであっさり首絞め強盗にあって貴重品を奪われるなどの確かな実績を残す。

・栗田くん

ITマニア兼ネトゲマニア兼盗撮マニアであるという逸材。
初めての海外旅行がインドで2回目が今回のミャンマーという
いろんな意味で方向を間違ってしまった人。その潜在能力を今回も存分に魅せつける。



【初日:羽田-バンコク-ヤンゴン-寝台列車】


ミャンマーへは直行便が出ていないので、バンコクでトランジット。
バンコクへは羽田便が出ているので実に便利。

1.jpg

乗り換えの合間にも「ブラウザ三国志(ネトゲの一種)」を欠かさない栗田くん。


夜に羽田を出発し、羽田〜バンコク間が5時間半、
乗り換えでちょい待ってバンコク〜ヤンゴンが2時間くらいで
比較的あっという間に午前のヤンゴン空港に到着。

さて、現地に着いたら早速両替を…と思うのだが、
ここからが軍政国家ミャンマーのクオリティ。


(ガイドブック要約)

「政府発表の公定レートはゴミ。ほぼ機能しておらず、闇両替しないと生きていけない」
「空港では闇両替できないので、とりあえずドルを使ってタクシーで市街に行け」
「マーケットに行って、観光客がそれっぽく歩いていれば闇両替できる


…なんか不安しかないのだが、とりあえず最悪でもドルは使えるし、
大体こういうのは行ってしまえばなんとかなるもの。ガイドブックに書いてる
「ホージョーアウンサンマーケット」でタクシーから降りる。

2.jpg

大体、東南アジアではこんな格好でウロウロしていますアタクシ。


バックパックかついで明らかに外人オーラを出していたら、
歩いて1分でカタコトの日本語をあやつる闇両替屋の兄ちゃんに捕まりました←

色々迷ったけど、たいしてどこも相場は変わらんだろーと思い両替。

3.jpg

ミャンマーの通貨は「チャット(発音は『チャ』)」というのだが、
インフレが進んでいるらしく100ドル両替すると70000チャットとかになり、
事実上の最高紙幣1000チャットなので分厚い札束を持ち歩くハメに…。

最終日に戻ってくるヤンゴンの観光は後に回し、
この日は午後の列車でとっとと北部にあるミャンマー第二の都市、
「マンダレー」へ15時間くらいかけて移動。


ちなみに東南アジアの国ではどこもそうなのだが、
鉄道のチケットを買おうとすると大体客引きが邪魔をする。

「バスのが安い」「飛行機を使え」「俺のタクシーで送ってやる」etc..

なお、別に客引きたちが嘘をついてるわけではなく、
ほとんどの場合バスのが早いし安いし便数も多くて便利だったりする。
列車に乗るのはほぼ趣味の領域だと言ってもよい。


こういう時は理屈で話しても無駄なので無視するのも手だが、
僕が数々の東南アジア旅行で身につけた最強の撃退ワードを紹介しよう!


I love TRAIN!


そう、愛は偉大。
愛の前には、利便性やコストなど吹き飛ぶのだ。
この言葉で、たいていの客引きは苦笑いして去っていく(インドの場合を除く)。

このワードの汎用性は高く、
歩きたいのにタクシーに付きまとわれた場合や、
しつこく行きたいホテルと別のホテルを薦められる場合にも

「I love walking!」「I love that hotel!」

などと応用できます。
さらに脱線して話しを続けると、
客引きやタクシー運転手にしつこく買春を薦められたときには


「I am gay.」
(訳:や ら な い か ?


と答えると高い確率で会話を終わらせることができますが、
まれに盛った客引きや運転手(♂)に肉体関係を迫られることがあるので注意が必要です。

と、僕の友人が言っていました。


…さて、そんな苦労をしてまで乗り込んだミャンマー列車。
40ドルというミャンマーでは破格の大金を外国人料金で支払い、
最高クラスの寝台シートを予約。いやもうその乗り心地たるや天にも昇r


最 悪 。


インドの列車以下のモノがこの世に存在するとは…

4.jpg

写真では伝わらないけど、まず超ボロい。
雨漏りがすごい。湿気がヤヴァイ。

ガイドブックには

「電車とは思えぬほどの縦揺れ、横揺れを体感して欲しい」

とゆー呑気なことが書いてありましたが、
なんでレールの上を走るのに縦とか横に揺れるですか?!
こんなの絶対おかしいよ


そんなわけで読書すらできず、
音がうるさすぎて隣の人と話すのも一苦労。

5.jpg

飲酒

会話

諦める

読書

諦める

飲酒

就寝


をひたすら繰り返し、どこでも寝れる人間であることに感謝しながら
なんとか15時間の行程を消化し、列車は夜明けのマンダレーに滑りこんだとさ。

6.jpg

雑然と生活の場所になっているところも、
なんとなくインドを思わせるのでした。

2日目に続く!かも。
posted by おときたしゅん。 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ミャンマー旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。