2011年10月11日

【中編A】ミャンマー旅行記 -栗田の3日目-

【3日目 マンダレー〜パガン】


ミャンマー随一の観光名所、パガン遺跡に向かうため
まだ暗い朝5時にホテルを出る。出発前、栗田が

「は、腹がっ…!」

ミスター・サタンの物真似をしていたが、
気にせず出発することにした。←


バスターミナルへ向かうために何の気なしにホテルの前にいた
バイクタクシーに乗ってしまったのだが、これが大失敗。

「あ、やばい今雨季だ。バイクでスコールきたらマズイなぁ…」

と思った瞬間、大粒の雨が。
そして、人生で味わったことがないほどの超スコールにレイプされる3人。
つーか、早朝からスコールなんてアリかよ?!


前がまったく見えないわ、顔面どころか体中は痛いわ、
運ちゃんはそれでもスピードを落とさずに果敢に走るわ、
バイクは3人バラバラだから途中で止まるわけにも行かないわで、

本気で死ぬんじゃないかと思いました…。

命からがらバスターミナルに到着したときには
パンツまでぐしょぐしょ。バックパックも完全浸水。
携帯電話とipodがなんとか生き残っていたのが救い。


身体の芯まで冷え切り、着替えも濡れている状況で、
朝から体調不良を訴えていた栗田さんが完全にお逝きになる。
そんな彼に畳み掛けるように

「東南アジア名物、エアコンが効き過ぎたバス車内」

が襲いかかる。
休憩でバスが止まる度に、腹を抱えて飛び出していく栗田氏を横目に、


「明日は我が身なのではないだろうか」
「でも彼はマンゴーを生で食べたのが悪いんじゃないか」
「そもそもなぜ、彼は突然市場でマンゴーを食べたのか…」


などの想いを募らせた。
一方、植松さんはピンピンして寝ていた。


6時間後の午後2時、バスは無事パガンに到着したが、
便意との闘いに終始した栗田さんのHPはどうみても既に0だった。

彼のためにパガンでも最高級のホテルにチェックインし、
彼の亡骸をベッドに安置する。栗田信行、享年26歳。

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しばし喪に服した我々は、彼の分までパガンをこの目に焼き付けようと
早速レンタサイクルを手配してパガンを駆け抜けることにした。

パガンは世界三大仏教遺跡と呼ばれる遺跡群のある地域で、
アンコールワットやボロブドゥールに比べると著しく知名度こそ低いが、
広大な敷地に無数のパゴダ(仏教遺跡)が並ぶ景色はなかなか壮観である。

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自転車で回るのも一苦労…ですが、
一番どんつきまで行くとそこにはミャンマー随一の大河、
エーヤワディー川がキラキラと輝いています。

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川幅もガンジス川に負けないくらい広く、なかなか幻想的。

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川のそばにそびえ立つパゴダ。
雰囲気◎。

あまりにも川の雰囲気が気に入ってしまったので、
ひとりずつ川との2ショット写真を納めておくことにしました。

エーヤワディー川と…

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植松!

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オトキタ!





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栗田!


いやぁ、いい記念写真が撮れたね。
僕には確かに、栗田くんのピースサインが見える気がするよ…

(その頃の栗田)

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パガンの半日を漫喫した後、
夕食はガイドブックに載っていた雰囲気の良いお店で
マンダレービール片手に川エビの入ったカレーでしたづつみを打つ。

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ここのカレーがミャンマーで食べた中で一番美味しかった。
東京からわざわざ足を運んだ甲斐があったね!パガン最高!

一方、ホテルに戻ると栗田は

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相変わらずの状態でした。
(ちょっと動いた?)


「こういう症状には、地元の薬が一番効く!」

という植松さんの言質を信じ、買ってきた下痢止めを処方。
栗田の超回復を祈り、パガンでの初日は幕を閉じたのでした。

次回でラスト!
posted by おときたしゅん。 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミャンマー旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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